麹を育てるコツは、 ゆっくり待つこと。
手をかける。時間を取る。
子育てと同じ。元気な子供に育てていく。

1年間、ときおり「櫂入れ」をして、息をふきかえさせてやる。
作業というよりは、手をかける。
その思いが、商品としてできあがって、お客さまに届けられる。

違いをわかってくれるお客さまも多い。
商品を口にすると、「懐かしい味」「昔を思い出す」。
お客さまのほうがいろんな情景を思い出してくれる。
だからこそ、麹づくりへの思いも強くなる。

手をかけたから、いいものができるわけではない。
今も迷う。
どんなものづくりでも、共通している。
ただ、難しさ、壁に当たったりしても、お客さんが思い描いてくれる情景をきくと初心を思い出す。

変えてはいけないものは変えない。変えるべきものは変える。

発酵食品(麹、味噌)は日本人の食卓にあって
すべての支えになるもの。
それを思い出してくれるような商品づくりができたときに
私たちの喜びがある。

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